魔裟斗二世”2階級上が相手でも「自信ある」

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7月19日（木）埼玉・志木の藤ジムにて、藤鬥嘩裟（ふじ・つかさ）が公開練習を行った。鬥嘩裟は7月22日（日）東京・新宿FACEで開催される天空キックボクシング協会主催『キックボクシング「天空」～四季～』でクレイジー・ヒル（バンゲリングベイ）と対戦する。

　現在14歳で中学2年生の鬥嘩裟は過酷な毎日を送っている。学校が終わると帰宅。そして実家のみずほ台からジムがある志木まで4～5時間かけてランニング。

　ジムに到着すると4時間の練習をこなし、家に戻るのは20時。疲れているために21時には就寝し、翌朝6時に起床する。「鬥嘩裟はこのジムに通い始めて一度も練習を休んだことはない。凄く真面目なんですよ」と指導する藤ジム・加藤重夫会長が語ると、鬥嘩裟は「元旦だけは休みましたよ！」と突っ込む。

　試合を3日前に控えているにも関わらずこの日も、普段通り練習を淡々とこなす鬥嘩裟。

　公開練習では、シャドー、パートナーと対面でのヒジ打ちのスパー、ライトスパーリング、ミット蹴り（すべて3分2R）を披露した。これは毎日の練習のほんの一部分。通常はミット蹴り10Rなど、とても14歳とは思えないほどの練習量をこなしている。

秋山復帰なら田村が依然として相手有力候補

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昨年大みそかＤｙｎａｍｉｔｅ!!の桜庭和志戦で全身にクリームを塗布していたことにより無期限出場停止処分を受けている秋山成勲の復帰問題に関して２０日、ＨＥＲＯ’Ｓ実行委員会の谷川貞治ＦＥＧ代表取締役が東京都内の事務所で囲み取材を開いた。

　秋山復帰の時期などについて「また一から考えて調整していきたい」と、慎重に語った谷川氏。ただ、個人的意見としては次回の９月大会から復帰させたい意向のようだ。
　復帰が正式に決定した場合の対戦相手だが、ＰＲＩＤＥを主戦場にしてきた田村潔司が秋山との対戦を希望し、前回大会でＨＥＲＯ’Ｓに初参戦。田村が勝てば当然、vs秋山の機運は一気に加速したはずだが、結果はＫ－１戦士・金泰泳にまさかの敗戦で終わってしまった。

　田村vs秋山の実現が遠のいた印象だが、「私としては前回負けたからといって、田村選手と秋山選手の試合がなくなるとは思っていません」と、谷川氏は依然として田村が秋山復帰戦の有力候補であることを明言。
　また、そのほかの対戦相手の有力候補として「柴田選手もやりたいと言っているし、ホイス選手も６月のＤｙｎａｍｉｔｅ!!前にやりたいと言っていましたから」とプロレスラーの柴田勝頼、ホイス・グレイシーの名前を挙げた。

Ｋ－１のホープ・澤屋敷、右手首負傷で香港＆ベガス予選回避

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　８月５日（現地時間）に中国・香港で開催される「Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ２００７　ＩＮ　ＨＯＮＧ　ＫＯＮＧ」ならびに、８月１１日（現地時間）に米国ラスベガスで開催される「Ｋ－１　ＷＯＲＬＤ　ＧＰ２００７　ＩＮ　ＬＡＳ　ＶＥＧＡＳ」の対戦カードが１９日、東京都内で発表された。
　日本人として初めてジェロム・レ・バンナを破り、日本人Ｋ－１ヘビー級の新星として注目を集めている澤屋敷純一は当初、８．５香港大会、８．１１ラスベガス大会の予選トーナメントいずれかに出場して世界大会への出場を目指すと見られていたが、この日発表された両大会カードに澤屋敷の名前はなし。
　会見に出席した谷川貞治Ｋ－１イベントプロデューサーによると、「澤屋敷選手は右手首を負傷しまして、両大会を欠場します」と説明。骨折といった重傷ではないものの、コンディションを万全に整えられないことから予選出場を見送ることになった。

　これにより、澤屋敷は現時点で９月２９日に韓国で開幕するＫ－１ＧＰ世界トーナメントへの出場は不可能に。ただ、谷川氏は「最終的に開幕戦には１６人が出られますが、まだ決まっていない枠が２つほどある。この２つはファン投票を優先順位とする推薦枠になりますので、澤屋敷選手が開幕戦に出場できる可能性があるとしたら、その推薦での出場になります」と語った。

“時空の達人”アウレリオ、8月UFCデビュー

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ＰＲＩＤＥ武士道で五味隆典らと熱戦を繰り広げた“時空の達人”マーカス・アウレリオが８月、ＵＦＣ米国大会でクレイ・グイダと対戦することが同プロモーションの公式ウェブサイトにて報じられた。

　アウレリオは２００６年１１月に行われたＰＲＩＤＥライト級タイトルマッチでで五味に敗戦。グイダは６月のＵＦＣでタイソン・グリフィンにスプリット判定で敗れており、ともに白星復帰の懸けた者同士の対戦となる。

HERO'S 桜庭戦・田村戦について船木が前向き発言

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　7月17日（火）都内ホテルにて、TBS主催『OLYMPIA　HERO'S　2007　ミドル級世界王者決定トーナメント開幕戦』の一夜明け記者会見が行われ、大晦日での現役復帰を発表した船木誠勝（ARMS）が、記者会見終了後に囲み取材に応じた。

　前田日明HERO'Sスーパーバイザーから「船木はリング上で誰も気付いていないことができる」と、新しい総合格闘家の形を期待されている船木。これについて船木は「自分の頭の中に考えていることがある。ヴァーリ・トゥードの流れを見ると、ルタ・リーブレの選手はいいなと思います。もともとヴァーリ・トゥードは最初に作った人たちの戦い方になっていて柔術VSルタだった。だからルタはいいんじゃないかな」と、ルタ・リーブレを再評価する。

　そして「今の選手たちは見合って、技術の交換はしているけれど、倒しに行っていない。昨日の試合でもそれが出来たのは柴田とマヌーフ選手の試合くらいですよね。自分は失うものが何もないし、そんなに期待もされていないでしょうから、思いっきりぶつかって倒しに行きますよ。今の総合格闘技はポジショニングが進化して、殴るにしても総合格闘技の打撃が生まれている。関節技の防御も分かって来ているから、殴って倒す、殴って極めなければいけない」と、打撃中心の激闘派への変貌を示唆した。