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新生PRIDEの第1弾大会が8月18日、さいたまスーパーアリーナで開催されることが濃厚となった。関係者が19日、既に会場を予約していることを明かした。PRIDEは3月27日に、世界最大の格闘技団体UFCと、同一資本となることを発表。DSEからPRIDE FCワールドワイドに主催者が変わったが、大会の日程は未定のままだった。新体制最初の大会には、吉田秀彦ら日本人スターが、大挙して出場すると見込まれている。 約2カ月間、沈黙を続けていたPRIDEが、ついに動き始めた。毎年大みそかに男祭りを開催する、PRIDEの聖地さいたまスーパーアリーナを8月18日に予約、大会開催の準備を開始したことが判明した。 当初は7月16日に、名古屋市の日本ガイシホールでの開催も予定されていたが、関係者は「新体制最初の大会は、東京近郊でやりたいという新オーナー(ロレンゾ・フェティータ氏)の意向のようです」と明言した。既に7月16日の会場は、予約を取り消したという。 4月8日に旧DSE体制での最後の大会として、さいたまスーパーアリーナでPRIDE34を開催した。だが同14日には、5月20日に同会場で開催予定だったライト級GP開幕戦は延期。3月27日にUFCと同一資本となることが発表され、新体制への準備に要する時間が足りないとの判断からだった。 5月1日付で新会社に移行する予定だった。だが新社長などの発表もなく、今月に入るまでファンからの電話対応も「DSE」のまま。一方でノゲイラ、ダン・ヘンダーソンら、PRIDEを代表する選手のUFC参戦が決定。ファンがやきもきする時間が続いた。 だからこそ新体制最初の大会は、日本人ファンを重視している。日本人オールスター戦の様相を呈したメンバー構成の計画。吉田は14日のイベントで「日本で生まれたPRIDEを復活させた後に世界に出たい」と話し、8月に照準を合わせていることを示唆した。 また関係者は「多くの日本人選手は、年内に何試合消化しなくてはならないといったPRIDEとの契約がある。自然と日本人のトップが集まるのでは」と、内情を明かす。今年開催予定だったライト級GPに参加予定だった選手が、多数参戦すると予想される。ファンの待望の復活祭の準備は着々と進んでいる。